コロナ禍でインバウンドの需要が激減してから早くも1年以上が経過し、これまでのインバウンド施策からアウトバウンドや越境ECへの施策にシフトして新たなグローバル展開に台湾市場への参入を検討される企業様が多くなりました。
その中でも特に越境ECと合わせて台湾でのクラウドファンディング代行に関してのお問い合わせが増えてきました。
本日は市場が大きくなっている台湾クラウドファンディングに関しての内容をお伝えしたいと思います。
目次
中国語でクラウドファンディングはなんと読むのか?
まず中国語でクラウドファンディングはどう言うのでしょうか?
クラウドファンディングの中国語の読み方は下記です。
中国語 | 声調 | 日本語 |
募資 | Mù zī | クラウドファンディング |
平台 | Píngtái | プラットフォーム |
具体的なプラットフォームを指して会話したい場合は募資平台(クラウドファンディングプラットフォーム)と言えば意思疎通が可能です。
日本で言うクラファンは、台湾のマーケターの間では募資だけで通じます。
台湾クラウドファンディングの市場規模
台湾のクラウドファンディングの市場規模はどうなのかを見て見ましょう。
台湾のクラウドファンディングは2012年から2015年にかけて急速に成長していることがわかります。
2016年と2017年のクラファンのプロジェクトはわずかに減少しましたが、2018年には過去2年間の鈍さを打ち破り、900件以上のプロジェクトが実施され、2019年には1,000件を超えて過去最高のプロジェクト数を記録。
また主要なプロジェクトのカテゴリーはデザインとテクノロジーに多く集中しています。
グラフはなかったのですが、金額としてみた場合、台湾クラファンの成功金額合計は2019年には27億台湾ドルを超えました。
もっと細かくみてみると2019年の成功額12億台湾ドルが総額の40%以上を占めており、数字の伸びを見るだけで台湾のクラウドファンディング市場の成長具合が伺え、クラファンの需要が年々増加しているのが見えてきます。
2020年には38日間で1憶NTDを超える資金調達を達成したプロジェクトが出たことでニュースにもなりました。
2021年になった今もクラウドファンディングに関するニュースや関連情報は頻繁に目にするので、台湾のクラウドファンディング市場は今後も増加していくと考えられます。
参考:38天創下台灣群眾募資破億記錄,一台空氣清淨機是怎麼辦到的?
台湾で有名なクラウドファンディングプラットフォームは?
台湾でクラウドファンディングを実施したい場合、どのプラットフォームが最適なのでしょう。
日本だとキャンプファイヤーやマクアケが有名どころですが、台湾にも同じようなクラウドファンディングプラットフォームが存在します。
台湾現地企業が運営する2大クラウドファンディングプラットフォームとプラットフォーム毎の特徴です。
台湾でクラウドファンディングを実施する際はこの2大プラットフォームの存在を知っていればまず問題はありません。
台湾でクラウドファンディングをするメリットは?
台湾でクラウドファンディングを実施するメリットは下記3点になります。
少額予算から施策の導入が可能
在庫リスクのコントロールが可能
ROASがECマーケティングの2倍 ※弊社実績
初期投資としてはクラウドファンディングを成功させるためのクリエイティブや認知を広げる為の広告予算が必要とはなりますが、
それでもECと比較して販売チャネルを整備してからの販売開始よりもグンと手間も費用も節約する事ができます。
資金が集まってから製造に踏み切れるので事前に在庫リスクを抑える事ができ、それに加えて資金を受けとってから商品を発送するので、キャッシュフロー面でも安心できます。
実際、クラウドファンディングのメリットとしては日本でも台湾でも同じようなモノなのですが、弊社で台湾クラウドファンディング代行で実施した場合を加味した場合の最大のアピールポイントは費用対効果(ROAS)になります。
複数のプロジェクトをサポートした実績で、EC事業でのサポートよりもROAS(Return On Advertising Spend)が2倍以上の回収が見込めるのが弊社での台湾でクラウドファンディング代行の最大のメリットになります。
台湾クラウドファンディングを成功させるポイントは?
徐々に日系企業からも台湾でのクラウドファンディングが実施できないかの相談件数も増えてきました。
実施したいと考える一方、海外のクラウドファンディングで上手く展開できるかが不安…
という本音の部分があるのはどの企業担当者様でも同じ状況であるのは深く理解できます。
台湾でクラウドファンディングを実施する際に弊社からは大切な確認点を3つに絞ってお伺いしています。
魅力的な商品であるか?
台湾に最適化されたクリエイティブか?
プロジェクト認知のための施策は固まっているか?
これらの内容を押さえていれば後は運用してみるだけでしょう。
もし、台湾のクラウドファンディング代行や実施をご検討されているようであれば、ぜひ弊社にご相談ください。
台湾におけるクラウドファンディングを何件ものプロジェクトを成功させた実績がございます。
ご不明な点等ございましたら下記よりお問い合わせください。