コラム

台湾のコロナの影響は?アフターコロナに備えて

中国の武漢から発症したCOVID-19の影響でグローバル経済はまさ今に危機的状況の状況の真っ只中といえます。

マーケットの大きい中国への進出は非常に魅力的である一方、中国依存のリスクはその反動が大きい事が今回の事件で表面化したかと思います。

弊社では台湾に特化した進出支援を提供しておりますが、その台湾国内の経済も例外なくダメージを受けている状況なのは変わりありません。

ですが、弊社クライアント様の状況を確認する限り、他の世界各国と比べるとまだ軽傷で済んでいると言えるのはなのかなと見ております。

「リスクヘッジ」「積極的な海外展開の第一歩」という両面性を持った、台湾進出は非常に価値のあるご提案であったんだなと弊社として自負しております。

 

コロナショックでニュースが埋め尽くされている昨今。

これからどうなってしまうのか?どれほどの影響が出てしまうのか?

世の中のメディアで報じられるのはネガティブな内容ばかり。※その方かお金になるからだと思いますが…

過去の事例を見ながら、少しポジティブな視点で今後がどうなっていくのか思っている事をお話してみたいと思います。

前置きですが、私は経済の専門家ではありません。あくまでも私呉竹の個人的な意見でコラムとして書き記していきたいと思います。

 

 

台湾市場のコロナショックの見解

台湾の経済視点で見てみます。(情報ソース:台湾Yahoo)

当然ですが、流行が長引けば長引くほど経済への影響は大きくなります。

コロナ流行の最初期、台湾における初動の感染対策が素晴らしいと日本をはじめとする世界各国から賞賛を浴びたのは記憶に新しいですね。

実はコロナショック以前に台湾ではウイルスの問題で似たような混乱と経済的影響を受けた過去があります。

それがSARSです。2003年のSARSの流行による経済損失が大きな経験となって蓄積されていたという点がありました。

SARSの流行が最悪だった2003年の台湾のGDPはマイナス1.2%成長。SARS収束後は急速に景気が回復し、その後は多少の上下はありますがリーマンショックまではプラス成長を維持していました。

台湾総経理府の発表では2020年の経済成長率は当初プラス2.72%と予測を立てていましたが、今回の新型肺炎の影響で下方修正されることが当然ならがら予想されます。

ブルームバーグ誌では今回のコロナショックはグローバル的にも影響の範囲が広く、台湾ではSARSの3~4倍、もしくはそれ以上の規模で世界経済を直撃する可能性があると予測しています。

それでもリーマンショックより少ない損失で収まると言う見立てなら「勝った」と言えるのではないでしょうか。

日本の場合、今回のコロナショックはリーマンショック以上の経済衝撃ともに言われれていますし、肌感覚的にも身近で影響が出始めていることでしょう。実際、過去にはなかった政府の緊急事態宣言の発令でリーマンショック以上なのであるのは容易に想像がつくはずです。

一体これからどの程度の経済不況が訪れて打撃を受けるのか想像するのでさえ難しいですね...。

 

 

 

日本・台湾・香港の過去のGDP成長率から比較

日本・台湾・香港の三ヵ国のGPD成長率を並べてみて比較してみたいと思います。

過去に訪れた経済不況の例を踏まえてイメージだけでも持ってみましょう。

その方が今後の心構えに影響するはず…!

1983年~2019年までの実質GDP成長率を並べてみました。それぞれを見ていきましょう。

 

日本のGDP成長率

日本GDPマイナス成長の主な出来事

1992年:バブル崩壊1998年:アジア通貨危機
1998年:アジア通貨危機
2001年:ITバブル崩壊
2009年:リーマンショック
2011年:東日本大震災
2014年:消費税増税決定+その他要因?
2020年:COIVD-19

この要因にグラフにしてみると「こんな事あったな~」と思い出すビジネスパーソンは多いのではないでしょうか?

日本のGDP成長全体的に上昇下降の波が激しいのが特徴的という印象です。

3年程度はプラス成長維持して1回落ちて、10年周期くらいでガツンと落ちる。といったことでしょうか。

今回のコロナショックは2008年のを上回ると言うとなると…末恐ろしいです。

余談ですが1987年にプラス成長ではありますが、ここも印象的な程にゴリッと下がっています。この時期はかのバブル崩壊の時期です。

1985年にプラザ合意となり、1987年にバブル崩壊しています。

調べるまで知らなかったのですが、プラス成長が継続していたんですね。

 

 

台湾のGDP成長率

台湾GDPマイナス成長の主な出来事

2001年:ITバブル崩壊
2003年:SARSの流行
2009年:リーマンショック
2015年:単純に不景気だった(対中外交等)
2020年:COIVD-19

それでは台湾を見て参りましょう。

実は日本を拠点に経済活動して台湾の経済状況を見ると、日本よりもGDP成長率の上昇下落の波は台湾の方が安定しているんです。

2015年にマイナス成長していますが、この時期は世界的に不景気で外需を取り込み切れず大きく影響してしまった台湾として反省の時期です。

台湾市場自体は日本のおよそ1/6で確かに小さいです。

とは言え、全体的な視点から見て台湾エリアの安定感は経済活動において魅力的ではないでしょうか。

 

台湾は1980年代から2000年代に入るまでマイナス成長がありませんでした。

マイナス成長に入ったのは2001年のITバブル崩壊の時。そこから日本と同様の波状でGDP成長率が上下しています。

これが象徴する事は、2001年代のITバブル崩壊とは各国の経済成長がグローバルに密接になった時期という事を表しています。

 

 

香港のGDP成長率

香港GDPマイナス成長の主な出来事

1998年:アジア通貨危機
2001年:ITバブル崩壊
2002年:SARSの流行
2009年:リーマンショック
2018年:対中国身柄引き渡し条例デモ
2020年:COIVD-19

では、最後に合わせて香港市場も見てみたいと思います。(香港は1991年以前のデータがありませんでした)

比較して気付いたことは、アジア通貨危機の当事国だけあって香港ではリーマンショックよりもアジア通貨危機の方が香港経済に与えた衝撃が大きかった事ですね。その直後にITバブル崩壊、SARSの煽りを迎えているので、こう振り返ると香港はなかなか修羅場を潜ってきた20年だったのだな…と感じざるを得ません。

更に2019年は中国への身柄引き渡し条例に関して大規模なデモがあり、香港進出していた日系企業は打撃を受けたのではないでしょうか。

加えて今回のコロナショック。今どれほどの影響が更に加わるかは予想できません。

現在の香港進出は間違いなくNGの状況と言えるでしょう。

 

 

過去のデータから見る共通点

三ヵ国のGDP成長率のデータを比較してみて、ある共通点がある事に気が付きました。

クローバル的な経済危機はおよそ10年周期で迎えている

2000年以降、上昇下落の形は三ヵ国とも概ね似たような形状

急降下した年の翌2‐3年は継続してGDP成長率が上がる

国によってその年の経済の波はありますが、国を超えても共通して言える事はずっと続く安定など無く、いつどんなリスクが発生するかわからないと言う事。

その波としては10年程度を周期に大きなピンチを迎えています。

3年に1回は顔面殴られて、10年に1回はぶっ倒される感じですね。はい。

特に2000年以降は、プラス成長マイナス成長の差はありますが、形だけ言うと三ヵ国ともほぼ同じ年で同じように上下おり、これが意味する事はグローバル経済は私達が思っている以上に密接しているという事です。

 

 

今の僕たちにできる事

しかし、同様に悲観的な事ばかりだけではなく、同時に希望もあります。

リーマンショックが過ぎ去って経済が回復したように、コロナショックやがては過ぎ去って経済は回復するのです。

見方を変えれば、この苦しい期間を耐え忍べば、向こう2‐3年は成長の期間が間違いなく到来するんです。

 

今、僕たちビジネスパーソンがやれること。

感染を広めないためにも政府の要請を守るよう努める

無理のない範囲で経済活動に貢献する

コロナショック収束後の経済回復に向けて出来る限りの準備を進める

資金繰り対策や融資への準備を進める

この辺りの事がビジネスパーソンにできる危機の乗り越え方なのではないでしょうか。

未曾有の危機的状況です。ゲームオブスローンズでいう、今が正に「冬来る」の状況。

しかし、「明けない夜などない」という事も忘れず、ポジティブに捉える心構えも同じように大切です。

 

弊社は現在、必ず来る経済回復の日にスタートダッシュできるように新サービス開発に力を注いでおります。

その役目はクリエイティブ広告の力で、人々の「良いな」「欲しい」「面白そう」の欲求を引き出し、経済活動に貢献する潤滑油となる事。

今後迎えるであろう、クライアント様の需要に満足できるサービス開発を進めるのみです。

ピンチをチャンスに!台湾市場はもちろん日本市場の経済を盛り上げて行くことに尽力致します!

台湾市場への進出はお気軽にご相談ください。

P.S.今日の混乱の中、医療最前線に従事されている方、治療薬開発の為に日夜奮闘されている方々に最大級の感謝を申し上げます。

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